Thu, 26 Jun 2008
pyblosxomはpythonで出来たblosxom
pyblosxomはpythonで書かれた、blosxom互換のブログエンジンである。…エンジンだけなところとか特に、ホントそっくり…
数あるblosxom的実装のなかで、今でも開発が続けられているのはpyblosxomくらいみたいです。素の状態では、保存したテキストファイルを表示できる、という程度の機能しかありません。テンプレートをシコシコ書いて、プラグインを導入して等々、色々手をかけてあげる必要があります。ただし、エンジンの基本性能というか、例えば$title_urlencoded
とか、pythonの豊富な機能を生かした組み込みの便利機能が数多く用意されていて、その点、本家blosxomと比較して優れていると思います。後、本家サイトに、ドキュメントが整備されているのも良し。
全ての変数名は無理だけれど、テンプレートそのものは流用可能な設計になっているので、手間がひとつ減ったな…プラグインはおおまかに簡単導入できますが、手強いものもあったり。python製ということもあって日本語の情報が少なく、苦労しつつ、一歩一歩先へ進んでおります。現在位置は、本体やプラグインのハック(笑)は少し可能だが、一からプラグインを書いたりは出来ない、です。たとえば、pyblosxom.pyを以下のように弄りました。
data["latest_w3cdate"] = time.strftime('%Y-%m-%dT%H:%M:%SZ',mtime_gmtuple)
data["latest_w3cdate_local"] = time.strftime('%Y-%m-%dT%H:%M:%S',mtime_tuple)
二行目が追加部分です。$latest_w3cdate
は世界標準時におけるページの最終更新時間を返しますが、日本標準時における値いが欲しかったので…せっかくすぐ上の部分でmtime_tuple = time.localtime(mtime)
と計算しているので。
一からプラグインが書けるようになったら移行しようか、と考えています。お試し中のサイトは、このリンクをたどってください。