SKK
とは、1987年に現京大教授の
佐藤雅彦先生によって開発された
emacs
用の日本語入力プログラムで、現在も
有志の手で
拡張が続けられています。
skkIMはそのSKKのサブセットを
BeOSの
Input Methodとして実装したものです。
日本語入力プログラムとは言っても、
Cannaや
Wnn、
ATOKや
MS-IME
などとはちょっと違った、
一風変わったシステムです。
一言で言うと『変換効率の大変いい単文節変換』といったところでしょうか。
動詞や形容詞を変換する際に送り仮名情報を明示的に与えてやる
事で、ヒット率の高い変換を可能にしています。
人間が出来る部分は無理にコンピュータにやらせなくてもよかろう
という、最近の賢いAI変換とは対極の思想を持っています。
手書きに近い感覚で入力できるこのシステム、
1999/12/20現在、PPCでのコンパイル、動作確認は行なって おりません。コンパイルがうまくいかなったら、エラーログを添付して 御連絡 ください。