Thu, 27 Jun 2013
Debian Almquist shell(dash) on Haikuそのに
dash、前回のバイナリは問題があったので、差し替えます。今度は問題無く使えている…と思う。興味本位で/bin/shを/boot/home/config/bin/dashへのシンボリックリンクに置き換えでみたが、例えばbashを使った場合に完了まで3分30秒ほどかかるconfigureスクリプトが、dashだと2分30秒ほどで終ったりして(適当な計測)、これはけっこう良い結果なのかな、と。
diffは、wait3が無いところをwaitpidで置き換えしたのと、Haikuのstrchrnulを使わずにdashのsystem.hにあるstrchrnulを使うようにしたのと。
Wed, 26 Jun 2013
tcsh-6.18.01 on Haikuそのに
tcsh-6.18.01を、Haikuで、普通に./configure --prefix=/boot/home/configでコンパイルできるようにするパッチ。
どのhost-typeのものだったらconfigureを続けるか、configure本体の最初のほうにベタに条件が書いてあるのだけれど、注意力散漫なために最初は分らなくて嵌りました。config_p.hという、書き換えてconfigureしたら内容が変ってるファイルがどこから飛んでくるのか、これも最初は分らなくて嵌りました(host-type判定直後に、config/以下のファイル群からhost-typeに合うものがコピー・リネームされている)。このconfig_p.hと、configureが生成するconfig.h、最初からあるconfig_f.hとhost.defs…どんだけあるんよ、という感じ。
後もう一つ要点として、必ずconfig_f.hを修正して、#define SYSMALLOCの所を通るようにしないと、コンパイルは通っても起動しません。
Tue, 25 Jun 2013
tcsh-6.18.01 on Haiku
基本的にソースコードを弄っていなくて、config.hやconfig_f.hやconfig_p.hを触ったとか、ifdefでどこを通るか変えたとかその程度なので、大丈夫だと思う。
Sun, 23 Jun 2013
Debian Almquist shell(dash) on Haiku
dashをHaikuでコンパイルしてみた。何となく動いているっぽいので、使っているシェルスクリプトの#!/bin/sh
を#!/bin/dash
に書き換えて使ってみた。…やっぱり動いているっぽい。…本当だろうか?
けっして、/bin/shと置き換えたりしてはいけないのではないか、と思う。たぶん、インタラクティブなシェルとして使うものでは無い。コマンド履歴も無いっぽいし。libedit付きでコンパイルできれば違うのかもしれないけれど、libeditライブラリはコンパイルできなかったので。
Tue, 04 Jun 2013
Haiku r1a4.1でコンパイルしたものをいくつか置いておきます
野良ビルドだが、Haiku r1a4.1で便利に使っているものをいくつか置いておくことにした。特にncftpは、FTPソフトがftpくらいしか入っていない現状では手放せない。
- ng1.5b1(Micro Nemacs)のUTF-8パッチ適用版
- joe3.7(UTF-8対応)
- vile9.8(VI Like Emacs)Viとemacsを足したような不思議なもの
- ncftp3.2.5
ng1.5b1とjoe3.7はhaikuporterのncurses5をリンクしています。vile9.8は同じくncurses5、iconv2をリンクしています。何をリンクしているかは、Haikuにはlddコマンドは入っていないので、objdump -x foo | grep "NEEDED"として調べました。ng1.5bは、自分が試した範囲では、日本語の名前のファイルを読み込み可能ですが、書き出し時は文字化けしました。vile9.8はネット上にあまり情報が無かったので、自分の設定ファイルを同梱しました。後で自分が困るので。
なお、ng1.5bはMuTerminalで使うと色が見難いので、自分はexport TERM=betermと設定して使っています。vile9.8も同様に見難いのですが、解決策が見付かりません。vileは純正Terminalでxterm-colorで使うと具合いが良いです。見難いといえば、vim7.3はMuTerminalから使うと、行番号が大抵の場合(どのカラースキームでも、ということです)とても見難いです。どうしたら良いのでしょうか。