Sun, 09 Feb 2014
フランス/ベルギーにおけるヴァイオリン、演奏と作曲の歴史
このページは大言壮語的な記述が(以下略)取りあえず、最近集中的に集めているので。
- Rodolphe Kreutzer、ロドルフ・クレゼール(1766生1831年没)ヴァイオリン教本、自分も持ってます。クロイツェルと読めば誰でも気付くけど、ベートーヴェンからクロイツェルソナタを献呈された人。
- Jacques Pierre Joseph Rode、ピエール・ロード(1774生1830没)ローデと読めば、日本のヴァイオリン学習者にお馴染の名前なんだそうだけど、自分はここまで到達していないので。エクス・ピエール・ロード(前にロードさんが使ってた)という名前のストラディヴァリウスを、今は五嶋龍が使っている。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第10番を初演した人。ナポレオンの宮廷ヴァイオリニスト。
- Charles-Auguste de Bériot、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802生1870没)ヴュータンの師匠筋。
- Henri François Joseph Vieuxtemps、アンリ・フランソワ・ジョゼフ・ヴュータン(1820生1881没)イザイの師匠筋。ヴァイオリン協奏曲第4番、ヴァイオリン協奏曲第5番のみ有名。
- Eugène-Auguste Ysaÿe、ウジェーヌ=オーギュスト・イザイ(1858生1931没)フランクのヴァイオリンソナタの被献呈者。ドビュッシーの弦楽四重奏曲初演に関わる。ナタン・ミルシテインの師匠筋。無伴奏ヴァイオリンソナタ6曲のみ有名で、他の曲はろくに整理もされていないっぽい。
良く分らないが、ロドルフ・クレゼールとかピエール・ロードとか、活動時期がパガニーニともろかぶりじゃないのか。でもってネタもヴァイオリンのヴィルトゥオーゾでかぶってる。パガニーニのフォロワーというかエピゴーネンみたいな感じで売れていたのだろうか?ベリオにしても、心地良い旋律とか優雅な雰囲気とかかっこいいパッセージとかはあるんだけど、パガニーニの曲で感じる「ああ、本当に良い旋律だなあ」とか「こいつマジヤバい」というのは薄いんだ。
ヴュータンはサン=サーンスと活動時期がかぶっている。ヴァイオリン協奏曲を聴き比べると、じゅうぶんに戦える内容だと思う。でも他のジャンルでも傑作が数多くあるサン=サーンスとはちょっと比べられないなぁ。
イザイはサラサーテと活動時期がかぶっているのかな?趣味の良さでイザイ、強烈な印象でサラサーテ。弟子の育成でイザイ。サラサーテの弟子とか聞かん。