How My Heart Sings

Sun, 23 Mar 2014

今週買ったもの(2014年3月第3週)

先週から引き続いて、ギター三昧。バリオスにタレガにポンセにヴィラ・ロボスに。スペインや中南米。タンスマンにしても、ギター協奏曲を買ったついでだな。例えば、タレガの美しい旋律の数々には感銘を受けました。でも、今回けっこうたくさん買って、クラシックギターのプレイリストも作ったけど、ギター曲って、バリエーションがあまり無い気がする。どれも同じくさい。ピアソラはさすがのキャラ立ちだけど。クラシックギターのプレイリストの中には以前に買った武満徹の「夢の縁へ」「虹へ向かって、パルマ」吉松隆「天馬効果」が入っているんだけど、それを聴くと、こういうのももっと他に無いんかな?と思う。そこまで行かなくとも、モンポウの「コンポステラ組曲」くらい毛色の違う曲が聴きたい。

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Sun, 16 Mar 2014

今週買ったもの(2014年第二週)

ギターの福田進一が演奏する、Fernando Sor作品集、Francisco Tárrega作品集、Heitor Villa-Lobos作品集を買いました。この中ではタレガのものが一番華やかで複雑でキャッチーな旋律が多くて。ヴィラ=ロボスのヴァイオリン・ソナタを初めて聴いたけれど、フォーレの曲に妙なガチャガチャした部分が混ざったみたい。だいたいにおいて、ヴィラ=ロボスの曲はどれも構成が微妙というか散漫だと思ってる。タンスマンはダリウス・ミヨーっぽくて好み。

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Sun, 09 Mar 2014

今週買ったもの(2014年3月第一週)

ロドルフォ・クレゼール(クロイツェル)のエチュードを二枚、手が滑って買ってしまった。片方は42の、片方は40のって書いてあったから、違う曲かと思って中身を確認せずに…それにしても、自分もちょっとだけ練習したエチュードなんだけど、こんな結構良い曲だったとわ。とわ。

メンデルスゾーンは、最近少し嵌っている作曲家。ヴァイオリン協奏曲、弦楽八重奏曲、交響曲第四番「イタリア」、無言歌くらいしか聴かれていない作曲家だけど、他にもたくさん良い曲があるな。ということで、自分の興味の範囲である室内楽を色々。

ヘンリク・ヴィエニャフスキの弟でピアニスト、作曲家のユゼフ・ヴィエニャフスキのヴァイオリン・ソナタとか、ピアノのエチユードで有名なブルグミュラーの弟で作曲家のノルベルト・ブルグミュラーのピアノ協奏曲とか。

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Sun, 09 Feb 2014

フランス/ベルギーにおけるヴァイオリン、演奏と作曲の歴史

このページは大言壮語的な記述が(以下略)取りあえず、最近集中的に集めているので。

  • Rodolphe Kreutzer、ロドルフ・クレゼール(1766生1831年没)ヴァイオリン教本、自分も持ってます。クロイツェルと読めば誰でも気付くけど、ベートーヴェンからクロイツェルソナタを献呈された人。
  • Jacques Pierre Joseph Rode、ピエール・ロード(1774生1830没)ローデと読めば、日本のヴァイオリン学習者にお馴染の名前なんだそうだけど、自分はここまで到達していないので。エクス・ピエール・ロード(前にロードさんが使ってた)という名前のストラディヴァリウスを、今は五嶋龍が使っている。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第10番を初演した人。ナポレオンの宮廷ヴァイオリニスト。
  • Charles-Auguste de Bériot、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802生1870没)ヴュータンの師匠筋。
  • Henri François Joseph Vieuxtemps、アンリ・フランソワ・ジョゼフ・ヴュータン(1820生1881没)イザイの師匠筋。ヴァイオリン協奏曲第4番ヴァイオリン協奏曲第5番のみ有名。
  • Eugène-Auguste Ysaÿe、ウジェーヌ=オーギュスト・イザイ(1858生1931没)フランクのヴァイオリンソナタの被献呈者。ドビュッシーの弦楽四重奏曲初演に関わる。ナタン・ミルシテインの師匠筋。無伴奏ヴァイオリンソナタ6曲のみ有名で、他の曲はろくに整理もされていないっぽい。

良く分らないが、ロドルフ・クレゼールとかピエール・ロードとか、活動時期がパガニーニともろかぶりじゃないのか。でもってネタもヴァイオリンのヴィルトゥオーゾでかぶってる。パガニーニのフォロワーというかエピゴーネンみたいな感じで売れていたのだろうか?ベリオにしても、心地良い旋律とか優雅な雰囲気とかかっこいいパッセージとかはあるんだけど、パガニーニの曲で感じる「ああ、本当に良い旋律だなあ」とか「こいつマジヤバい」というのは薄いんだ。

ヴュータンはサン=サーンスと活動時期がかぶっている。ヴァイオリン協奏曲を聴き比べると、じゅうぶんに戦える内容だと思う。でも他のジャンルでも傑作が数多くあるサン=サーンスとはちょっと比べられないなぁ。

イザイはサラサーテと活動時期がかぶっているのかな?趣味の良さでイザイ、強烈な印象でサラサーテ。弟子の育成でイザイ。サラサーテの弟子とか聞かん。

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Mon, 07 May 2012

スペインの作曲家強化(中略) ー Manuel de Falla

Manuel de Falla(マヌエル・デ・ファリャ)(1876生1946没)はスペインのクラシックの作曲家。El Sombrero de tres picos(三角帽子)とEl Amor Brujo(恋は魔術師)の二大傑作でよく知られる。

リストに挙げたのは、El Sombrero de tres picos(三角帽子)の初演版であるEl corregidor y la molinera Cuadro(代官と粉屋の女房)、El Amor Brujo(恋は魔術師)の初演版であるGitanería(ヒカーノ気質)(録音の表記は恋は魔術師のままだけれど)、ピアノ曲集のみっつ。

El corregidor y la molinera Cuadroはフルート(ピッコロ持ち替え)、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ピアノ、メゾソプラノが各1名、弦五部はベース以外2名という室内楽編成。ここで重要なのは、ティンパニやらカスタネットやらの打楽器を含まないということで、じゃああの有名な序奏の部分はどうしたんだというと、序奏はこの時は無いのである。Gitaneríaはさらに小編成で、フルート、オーボエ、ホルン、トランペット、ピアノ、ヴィオラ、チェロ、ベース、メゾ・ソプラノまたはアルトが各1名。リストに挙げた録音は、聴いた限りではこの編成に沿っているようだ(弦は二人にしているかも)。では、このような小編成では迫力に欠けたりするのかというと、とんでもない。逆にギラギラしていてもの凄く楽しいのだ。弦パートが少ないせいで重音を鳴らす時とか、特にギラっとする感じ。そういう意味で、Gitaneríaのほうがより楽しい。クラシックでなくラテンの棚に置いてある曲っぽくも聴こえる。

リストに挙げた三枚目はピアノ曲。ファリャにピアノ曲は意外に少なくて、編曲物を除くと一枚に収まってしまう程度だが、中身は濃いと思う。スペイン的情緒はアルベニスや他の作曲家よりも濃厚で、フランス的というか近代的なというか新しい和音の感覚も他の作曲家よりも鋭敏なんだ。演奏者のEsteban Sanchez(エステバン・サンチェス)(1934生1978没)はスペインのENSAYO(エンサヨ)レーベルにアルベニスやトゥリーナ等の録音が僅かにある程度だけれど、どれもアリシア・デ・ラローチャに匹敵する演奏だと思う。ちょとだけ沈んだ感じ。手の小さいラローチャと違って、いざとなればチカラが入るし。

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Le violon intérieur....
Yasuo Yamashita
vaiorinnhiATTOnaDOTrimDOTorjye-pi-
Y.A.S.U.O Ytterbium Artificial Sabotage and Utility Organism Y.A.S.U.O Yelling Abomination from the Sunless Underground Oasis

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