Sun, 09 Apr 2006
Porting Command Line Unix Tools to BeOS/Zeta
覚書。
- libroot.soのシンボリックリンクを、
/boot/develop/lib/x86/
以下等に、libm.soの名前で作る。 - 同様に、libroot.soのシンボリックリンクを、libc.soの名前で作る。
- configureスクリプトとかMakefileを騙せる、てゆーか、まあ、そう、な確率が上る。
- ウマー。
実際問題として、libmやlibcは有って当然という前提の元に書かれているソースは多い訳です。例えばjedとか。jedのreadmeにはconfigureした後で、makeする前に-lm -lc
を手動で削除しなさいと書いてあります。BeOSにおいてはこれらのライブラリの機能はlibroot.soに入っています。libroot.soは実行体の生成時に必ずリンクされるので、これで問題無い訳です。ですが、これはとても面倒ですし、この例の場合はmakefileが生成されるのでまだしも良いのですが、そもそもconfigureが通らない場合も多い訳です。
ということで、先程示した方法を行うと面倒事が減って、ちょっと幸せになれる、と。ネタ元はYellowTabの掲示板から。デフォルトでこういうパッケージングにしてくれたら良いのに。
…大した事無いなぁ。