Tue, 04 Jun 2013
Haiku r1a4.1でコンパイルしたものをいくつか置いておきます
野良ビルドだが、Haiku r1a4.1で便利に使っているものをいくつか置いておくことにした。特にncftpは、FTPソフトがftpくらいしか入っていない現状では手放せない。
- ng1.5b1(Micro Nemacs)のUTF-8パッチ適用版
- joe3.7(UTF-8対応)
- vile9.8(VI Like Emacs)Viとemacsを足したような不思議なもの
- ncftp3.2.5
ng1.5b1とjoe3.7はhaikuporterのncurses5をリンクしています。vile9.8は同じくncurses5、iconv2をリンクしています。何をリンクしているかは、Haikuにはlddコマンドは入っていないので、objdump -x foo | grep "NEEDED"として調べました。ng1.5bは、自分が試した範囲では、日本語の名前のファイルを読み込み可能ですが、書き出し時は文字化けしました。vile9.8はネット上にあまり情報が無かったので、自分の設定ファイルを同梱しました。後で自分が困るので。
なお、ng1.5bはMuTerminalで使うと色が見難いので、自分はexport TERM=betermと設定して使っています。vile9.8も同様に見難いのですが、解決策が見付かりません。vileは純正Terminalでxterm-colorで使うと具合いが良いです。見難いといえば、vim7.3はMuTerminalから使うと、行番号が大抵の場合(どのカラースキームでも、ということです)とても見難いです。どうしたら良いのでしょうか。
Mon, 03 Jun 2013
Haiku r1a4.1をvmware fusion 5.0.3に導入してみた
最初、インストールする前にディスクをフォーマットしないといけないことに気付かず、しばらく考えてしまったが、その後は特に問題もなく、数分で導入完了。
BeOS r5当時は、BeOS部分がUTF-8で動いていたにもかかわらず、併存しているunix的部分はUTF-8未対応のままで、そこが不満だった。MacOSXにおいても10.2までは、ファイルシステムがUTF-8であるにもかかわらず、bsd-coreの部分はUTF-8未対応だった。MacOSX10.3以降と同じ変化が、Haikuにおいてもおきている。
bin/sh(bash)はマルチバイト対応版だが、純正のTerminalはいわゆる2バイト文字を正しく表示できない。Muterminal(BeOS r5時代のアプリケーションだが、特に問題もなく使えている。バイナリレベルの互換性はかなり高いようだ)を使って日本語入力してみると、文字を跨いだりせず正しくカーソル移動や文字の削除を行えた。BeOS r5当時は文字コードにUTF-8を全面採用するなど蛮勇でしかなかったが、最近は色々みんなUTF-8だ。
日本語入力はcannaIMが付属しているが、skkIMを使用することも可能である。Haiku対応を謳っているAnthyIMも、当然ながら使用可能である。ただしskkIMでは、自分が試した限りではユーザー辞書が更新されないという不具合がある。素の状態では日本語インライン変換を試すのにもStyledEditくらいしか入っていないが、BeBitsからKEditやHotEditを導入可能である。
Haiku Portsからhaikuporterというパッケージ管理ソフトを導入することで、色々導入して遊ぶことができる。(出来具合はまちまちで、そのままではインストール出来ないものもある)Haiku/BeOS版GUI付きvim7.3が導入可能なのは嬉しい限り。
webkitを使ったWebPositiveというWebブラウザが入っている。Youtube等の動画は見ることができない。Mailは問題無く使用可能だが、添付ファイルは見ることができていない。方法はあるのかも知れない。FTPソフトはftpコマンドが入っているだけ。BeOS r5の時代に有名だったNetPenguinはHaikuでは動作しない。twitterクライアントはHaikuwareのページでいくつか見付かるが、一番良さそうなHaikuTwitterというのが動かず。他は試していない。
いまどきマルチブート環境を構築せずとも、vmware fusion等で簡単に色々遊べる。良い時代だな。
Thu, 13 Nov 2008
VMWare fusionでBeOS/Zetaで遊ぼうと思ったのだけれど、そのに
Anthy for Haiku の変換候補ウィンドウで日本語の表 示ができないというのは、候補ウィンドウの文字が豆腐になってしまうということでしょうか?
フォントの設定と、Haiku のリビジョンを教えて下さい。フォントは特に指定していないので、plain font を使っていると思います。
おおきにありがとうございます。変換候補ウィンドウで日本語の表示うんぬんは、plain fontを小夏に設定したら直りました。お騒がせいたしました。後文字化けしているのは、スクリーンショットのような部分です。入力モードとかを表示しているタブをクリックしたところ。Senryu Personal Edition Revison 27840、Kernel:Oct 2 2008 11:17:33。既知の話しでしたら、アホやのぅと書いてくださいませ。
Mon, 27 Oct 2008
VMWare fusionでBeOS/Zetaで遊ぼうと思ったのだけれど
む、MuTerminalが入手できない。これが無いとターミナルで日本語で遊べないんだけど…BeShareにも無いというのはこれいかに。
Haikuというかsenryuではどうなっているのだろう…アバウトを見ると、HaikuのTerminalはMuTerminalがベースになっているのかな、見た目はシステム付属のTerminalだけど。んでも、mt_setコマンドは見当らないので、以前のような文字コードを切り替えて使ったりするようなことはできなさそうな予感がする…コマンドラインのオプションには、ウィンドウのタイトルを設定するとかフルスクリーンで、とかしか無いな…お、今時流行りっぽく、タブ付きになっていますね。うーん、Anthy for Haikuを使って日本語入力を試してみましたが、受け付けてくれませんでした。
ちなみに、Anthy for Haikuの変換候補ウィンドウで日本語の表示ができませんでした。これってたぶん、be_fixed_fontの問題だったっけ、フォント初期設定から等幅フォントに小夏とかを設定できないのと関係あるよね。昔のMozillaでもバイナリエディタでbe_fixed_fontの指定をbe_plain_fontに書き換えないと文字が豆腐になる箇所がありましたよね…フォームの部品のところでしたか…
オチも無く終る。
Mon, 13 Oct 2008
VMware fusion 2.0にBeOS Zeta1.2をインストールしてみた、そのよん
起動時の解像度ですが、ZETA メニュー → アプリケーション → システム → VESAConfig で解像度を指定すると、次回以降その解像度で起動するようになります。実機と Windows 版 VMWare Player ではうまく動いていました。
情報のご提供、ありがとうございます。今までBeOS Zetaを使っていて、これを動かしたことがありませんでした。自分は実機がi815だったので、いつもインストール直後にドライバの設定をしていたからでしょう。この方法で/boot/home/config/settings/kernel/drivers/vesa
が作成され、再起動の度に解像度を設定しなくても良くなりました。その後気が変ってVMware用のドライバを使おうとしたのですが、その際は該当のファイルを削除しないとダメでした。
さて、カーネルデバッギングランドへご招待される問題とか、音が出ない問題とかあるけれど、BeOS Zeta1.2を使う目処は一応たった感じ。少し環境整備してみようかな。あ、その前に、VMware fusionのレジストしなきゃあ。