Sun, 26 Oct 2003
コンサートに行く
10月26日、浜松市のカトリック浜松教会で開催された、相曽賢一朗ヴァイオリン・リサイタルへ行ってきました。
- バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番
- イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
- バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番
- ストラーチェ パッサカリア(チェンバロ独奏)
- イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番
- バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番
奏者が指板を叩く音さえ聴き取れるほどの小さな会場でした。休憩時間は外に出て快晴の空の下で気持ち良く背伸びしたり(教会だから、椅子は板張りで、体のあちこちが痛い....)、いつもと違った感じで楽しめました。奏者の雰囲気というか何というか、が伝わってくる気がして、小さな会場での演奏会というのは良いものです。
小さな会場にほぼ満席の入りということで、残響が人体に吸収されてちょっと乾いた音になっていました。木をふんだんに使った建物だったから、人が少なければもっと素晴しい響きだったことでしょう。ヴァイオリンは、残響の長い木造の建物とかで弾くと、普段の三割増しで上手く聴こえるんだよねー。
会場そのものは良かったけど、そこに辿りつくまでは車に轢かれそうになりながら、結構歩くことになってしまいました。排気ガスがたまらんかった。車で行けば良かったと後悔。
最後に演奏評。イザイの演奏における堂々とした立居振舞いに対して、バッハでは居心地悪そうでした。小さな会場だったし、伝わるよ。