Sun, 06 May 2012
スペインの作曲家強化(中略) ー Aita Donostia
Aita Donostia(アイタ・ドノスティア)(1886生1956没)はスペインはバスク地方出身のクラシックの作曲家。…日本語ではほとんど情報が無いな、困った。読みが合っているかどうかも分らない。iTunes Storeで検索すると、同郷で同い年の作曲家Jesús Guridi(ヘスス・グリディ)と並んで写っているジャケット絵が出てくる。英語版ウィキペディアには、His most popular work is the Basque Preludes, a set of fifteen piano pieces inspired by Basque traditional music, arranged in a very romantic way, that reminds Robert Schumann's and Edvard Grieg's styles.
なんて書いてある。酷いことを書いているような気もするけれど、聴いた後に読むと、的確なんじゃないかと。一人の作曲家のなかでオーケストラ曲よりピアノ曲のほうが保守的になるのって、ありがちだし。
- Basque Music Collection, Vol. VIII: Aita Donostia - Coral Andra Mari, Cristian Mandeal & Euskadiko Orkestra Sinfonikoa
- Donostia: Basque Preludes - Nostalgia - Jordi Masó
iTunes Storeで検索するともう少し出てくるんだけれど、買ったものだけ挙げる。Clavesからたくさん出ているバスクの音楽シリーズの内の一枚で、オーケストラ曲を収録したものと、ピアノ曲を収録したもの。
上でJesús Guridiのことに触れたけれど、オーケストラ曲を聴いた限りだと、凄く似た雰囲気なんだ。そこでも書いたけれど、ディーリアスと並べて聴いても違和感が無いんじゃないかと思う。曲想もそうだけど、曲のレベル的にも。iTunes Storeではピアノ曲全集と合唱曲が入手可能なので、後でまた買おうと思う。